ループイフダン・iサイクル注文・トライオートなどトラリピ系まとめ
FXで取引を代行してくれる自動売買・システムトレードといえばMetaTrader4(MT4)が世界的にも代表的な存在になりますが、国内では、マネースクウェア・ジャパン(m2j)のトラリピくらいしかないのかなぁと思っていました。ブログ主は国内業者を使わなくなってしばらく経っていたこともあり、最近の動向を改めて調べてみました。
国内ではトラリピがブームの火付け役になったのか、トラリピを模倣(?)した自動売買・システムトレードツールがいくつか出ているようですね。ということで、トラリピ・ループイフダン・iサイクル注文・インヴァスト証券「トライオート」・リピートトレールなど国内業者で提供されているトラリピ系自動売買・シストレツールのまとめと当ブログで配布中のトラリピEAと比較をしたいと思います。
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目次
トラリピ(マネースクウェア・ジャパン、m2j)
まずは、マネースクウェア・ジャパン(m2j)の「トラリピ」です。 指定した最安値レートと最高値レートの間に「買い」or「売り」の注文を一定間隔で並べ続ける(決済されると再発注)ことができる取引ツールです。トラップをしかけたレートから実レートが離れるとリスクが発生します。 損失方向に動くと資産を一気に失う危険な注文方法であるので資産管理が肝になってくるんだと思います。
ループイフダン(アイネット証券)
アイネット証券の「ループイフダン」も実質はトラリピ型の取引ツールです。指定した値幅で注文を並べ続けることができます。対象通貨ペアが4種類で、決められた値幅パターンとの組み合わせでトラップをしかけることができるようです。
iサイクル注文(外為オンライン)
外為オンラインの「iサイクル注文」は、基本は「トラリピ」と同様の機能をもちます。それに加えて、相場の変動に合わせトラップをしかける範囲を変える、つまり「最安値レート」or「最高値レート」を追従させることができるみたいです。というと聞こえはいいんですが、単に最安値レートと最高値レートの設定が無いだけではとも思います。
トライオート(インヴァスト証券)
インヴァスト証券「トライオート」はトラリピ型の注文もできますが、「買い下がり」や「売りあがり」をせずに「実レートから上方向」or「実レートから下方向」だけに注文をすることもできるようです。また、18通貨ペアに設定ができるとのこと。
4/21追記:トライオートの紹介動画がありましたのでアップします。
リピートトレール(YJFX!:旧サイバーエージェントFX)
YJFX!(旧サイバーエージェントFX)の「リピートトレール」は、「買い注文」と「売り注文」をセットに上下に繰り返し注文ができるタイプで、決済はトレールによって行われるようですね。リピート回数を指定できるみたいです。
トラリピ系自動売買・シストレツールのまとめと比較
ツール名 | タイプ | レバレッジ | 特徴(メリット) | 特徴(デメリット) |
---|---|---|---|---|
トラリピ(マネースクウェア・ジャパン) | トラリピ型 | 25倍 | 「買い」or「売り」のどちらかで指定したレート間のピラミッティング注文ができる。 | スプレッド以外に注文手数料がかかる。 |
ループイフダン(アイネット証券) | トラリピ型 | 25倍 | 「買い」or「売り」のどちらかで指定したレート間のピラミッティング注文ができる。 | 対象通貨ペアが4通貨しかない。値幅間隔も指定されたものから選ぶ。 |
iサイクル注文(外為オンライン) | トラリピ型 | 25倍 | 「買い」or「売り」のどちらかでピラミッティング注文ができる。取引範囲はシステムが自動判定する。 | スプレッド以外に注文手数料がかかる。 |
トライオート(インヴァスト証券) | トラリピ型 | 25倍 | 「買い」or「売り」のどちらかで指定したレート間のピラミッティング注文ができる。「買い下がり」や「売りあがり」をせずに「実レートから上方向」or「実レートから下方向」だけに注文も可能。 | スプレッド以外に注文手数料がかかる。 |
リピートトレール(YJFX!) | リピート型 | 25倍 | 「買い注文」と「売り注文」をセットに上下に繰り返し注文ができる。 | 1000通貨単位の場合、スプレッド以外に手数料がかかる。 |
当ブログで無料配布中のEA | リピート型 | 海外業者を使えばハイレバ(100倍以上)も可 | 指定間隔でリピートトレードができる。注文レートは、チャートにラインを引いて直観的に設定できる。 | MetaTrader4(MT4)を稼働させる環境(PCやVPS)が必要。 |
こう見ると、マネースクウェア・ジャパンと同じくスプレッドとは別に手数料を取るタイプが多いです。また、いずれも資産管理が肝(FX自体がそうですが)になりそうです。
一応宣伝するならば(^^;、当ブログで無料配布中のEAの「注文レートをチャート上のラインで指定する」というのは一つの特徴かな?なんて改めて思ったりもします。いかがでしょうか。
それにしてもこう改めてみると、当ブログは「トラリピ」と連呼(笑)しているものの、無料配布中のEAはトラップをしかけるタイプではないので、トラリピEAじゃないじゃんと今更ながら自己ツッコミしたくなります(^^;。ブログタイトルつけ間違えたかも(^^;。いやいや、トラップを仕掛けるタイプもあるのでそれはまたリリースしたいと思います。
ブログ主の使っているトラリピEA
トレード実況に使っている、トレンドラインを引いてリピート取引を設定できるオリジナルのトラリピEAについては、以下の記事で無料配布と使い方の紹介をしていますので、是非ご覧ください!
- リピートイフダン型
トレンドラインにそって注文を発注するEA。 - リピートイフダン型(逆指値版)
トレンドラインにそって逆指値注文を発注するEA。 - リピートイフダン型(固定LOT版)
残高に応じてLotを増やさない低リスクバージョン。 - トラップリピートイフダン型
イフダン注文を複数設定できるいわゆるトラリピEA。 - トラップリピートイフダン型(逆指値版)
トラリピ注文を逆指値で発注するトラリピEA。 - トラップリピートイフダン型(限定逆指値版)
逆指値注文が天井や底で約定するのを避けることを目的とした特殊なタイプ。(上級者向け?)
トレードだけでなくキャッシュバックでも儲ける方法
MetaTrader4が使える海外業者での口座開設は、CashBackForexを経由するのが最もお得です。トレードをするだけであらかじめ決められたリベートをキャッシュバックしてくれます。トレードで負けても、キャッシュバックがあれば傷を少し浅くできるはず!
こちらの記事では、CashBackForexに対してキャッシュバックのリベート率(キャッシュバック率)をアップさせる交渉方法についても紹介しています。是非合わせてご活用ください!
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Comment
[…] 2015年8月20日(木)今日、会社の同僚とランチをしていた時に、「マネースクウェア・ジャパン(M2J)の著作権問題」が話題になりました。今年の2月に外為オンラインの「iサイクル注文」と「サイクル注文」がM2Jの「トラリピ」を模倣しているとして、提訴されたばかりなので、今後の行方はまだわかりませんが・・・・・・。そもそも、「トラリピ」はなぜ模倣されるのか? その答が下記↓のM2Jの社長のブログにも明確に記されています!「トラリピ」はなぜ模倣されるのか? M2J社長 相葉のブログ「FXはギャンブルではなく、資産運用である」とする考え方から、「トラリピ」という新しいスタイルの発注管理機能を生み出したことは、従来のFX業界に風穴を開けたといえるます。「トラリピ」の基本的な機能は、新規注文と決済注文をセットで発注する「イフダン注文」。そのイフダン注文をある値幅内にワナ(トラップ)を等間隔で複数仕掛けるもの。手数料はかかるけど、リスクを軽減したいFXビギナーにとっては、なかなか便利なツール。ただ、「トラリピ」の仕組み自体がシンプルで利便性も高いため、模倣されやすい。外為オンライン 「iサイクル注文」「サイクル注文」アイネット証券 「ループ・イフダン」インヴァスト証券 「トライオート」YJFX! 「リピートトレール」トラリピに酷似した連続発注機能が多いことに気づかされます。下記のサイトの比較紹介を見ても、「トラリピ型」のツールを基本にマイナーチェンジしたシステムといった印象は変わりません。ループイフダン・iサイクル注文・トライオートなどトラリピ系まとめ 外為オンラインが敗訴すれば、他のリピート系の注文も厳しい状況になるかもしれませんね。 […]